世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。
日本でも普段の生活やイベントに影響が出ていますが、やはり2020年いちばん大きなイベントといえば東京オリンピックですよね。
国内での聖火リレーは47都道府県・859市区町村で実施される予定となっていますが、果たしてコロナウイルスの影響はどのくらい出るんでしょうか…
今回、東京マラソンの聖火リレーについて
- コロナウイルスの感染拡大によってコース変更はあるのか
- 一般の沿道観覧方法や場所に影響は出るのか
を調べてみたところ、2020年3月11日時点では
・聖火リレーは実施する予定でコース変更の発表はなし
・沿道での観覧は自粛を呼びかけられる可能性が高い
ということが分かりました。記事内で詳しく解説していきます!
コロナウイルスの感染拡大で聖火リレー出発式が規模縮小
【聖火リレー出発式 規模縮小へ】https://t.co/MXBtEP4Vxi
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の武藤事務総長は9日、国内聖火リレー出発式の規模を縮小する方針を明らかにした。詳細は福島県と調整して決めるという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 9, 2020
東京オリンピックの延期や中止が騒がれていますが、その決定は「2020年5月までに」といわれています。
ただ、聖火リレーの出発式は2020年3月26日なので早々に決定しなくちゃいけなかったんですよね…
オリンピック発祥の地・ギリシャで行われる聖火の採火式も、新型コロナウイルス感染者が増加したことによって、無観客で行われることになりました。
さらに、ギリシャを巡り、東京オリンピック大会組織委員会に聖火を引き継ぐ式も無観客…
世界中でこういった動きがある以上、日本の出発式が縮小してしまうのも仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんね。
東京五輪の聖火リレーのコースはどうなっちゃうの?
出発式の規模が縮小されることによって、聖火リレーのコースそのものへの影響はあるのか。
沿道で聖火リレーを応援したいと思っている方にとっては気になるところですよね。
調べてみたところ2020年3月11日時点のニュースでは、聖火リレーは予定通り実施する方針とのこと。
大会組織委員会としては、ランナーの検温を徹底したり、式典に参加するゲストを制限したりして、感染に対して細心の注意を払っていく考えです。
また、聖火リレーのコースは47都道府県を回る構成になっています。
(コース地図はこちらでみられます)
もしかすると感染者の多い都道府県は、ランナーの数を減らしたりコースを短縮したりするのでしょうか…

そうなると東京走れなくなるからさすがにそれはない???
しかし2020年3月11日時点では、コース変更などの情報はありませんでした。
今後、観覧やコースに変更があればこちらに追記したいと思います。
東京五輪の聖火リレーを観覧できる場所や方法に変更・影響はある?
聖火リレーは予定通り実施される見通しではありますが、実は沿道での観覧には新型コロナウイルスの影響が出るとみています。
たとえば、2020年3月1日に開催された東京マラソン2020では一般の出場者の参加を取り止めにしました。
そして、公式サイト内では「東京マラソン2020における沿道応援についてのご協力のお願い」として
大会当日の沿道応援について、感染症拡大予防のために、体調不良の方は、沿道での応援はお控えください。
という案内がされました。
また、2020年3月8日に愛知県で行われた名古屋ウィメンズマラソンにおいても、当初ゴールは一般観覧者も会場で観られる予定だったのですが
大会当日の応援について、感染症拡大予防のため、沿道での応援は控えていただきますようお願いします。
ナゴヤドームへの一般来場者の入場はできません。
テレビ・ラジオでの応援をお願いします。
とアナウンスされることに…
どちらも五輪内定の懸かった大会なので大規模なイベントだったわけですが、コロナウイルスの影響がかなり大きく出ていたんです。
聖火リレーともなれば、これらの大会より更に多い観覧者を想定できますよね。
そのため、沿道観戦の自粛を呼びかけられる可能性はかなり高いでしょう。
まとめ
今回は、東京マラソンの聖火リレーについて
- コロナウイルスの感染拡大によってコース変更はあるのか
- 一般の沿道観覧方法や場所に影響は出るのか
を調べました。
その結果、2020年3月11日時点では
・聖火リレーは実施する予定でコース変更の発表はなし
・沿道での観覧は自粛を呼びかけられる可能性が高い
ということが分かりました。
国内で様々なイベントが軒並み中止になっていますが、聖火の採火(ギリシャ)や引き継ぎ式(アテネ)は行われます。
そんな状況ではさすがに「日本では聖火リレー中止します~」なんてことにはできないのではないでしょうか。
沿道での観覧を自粛しなくてはならない場合は、NHKがテレビ・ネット中継をするのでそちらで応援しましょう!